全人口の8%~15%程度だとされている左手を多様する「左利きの人」ですが、右利きには分からないさまざまな苦悩を抱えているようです。今回は、少数派である左利きの人が感じている困ったことをご紹介します。
1.スパイラルノートへの書き込み
左利きでは中央の輪に手が当たって痛いようです。
2.リングバインダーへの書き込み
スパイラルノート同様にリングが書く邪魔をします。
4.はさみが使いにくい
日用品の多くは、右利きの人が使いやすいように設計されています。
5.ボールペンが書きにくい
引っ張って書くことを念頭に設計されているため、左利きによる「押し込む書き方」ではインクがうまく出てきません。
6.手で書いたものが消える
書くたびインクが乾く間もなくすぐに手でなぞるため、ぐちゃっとなってしまいます。
7.食事の際に右利きの人とヒジが当たる
2人なら場所を代わればいいですが、両隣が右利きならどうしようもありません。
8.タブレット操作が難しい
タブレットのページをめくる操作も右利き用に設計されています。
9.運転席のカップホルダーが右側にある
誰かに飲ましてもらうしかありませんね。
10.キーボードの数字キー(テンキー)が右側
これは操作しづらそうです。
11.右利き用デスク
身体をねじらないとメモすら取れません。
12.軽量カップ
目盛りと取っての位置が左利きにとっては逆となります。
13.コードのついたペン
左側にペンを持っていくとコードの長さが足りなくなることもしばしば。さらにコードが邪魔で書きにくい。
14.手が黒くなる
横書きの場合は、左利きは手が汚れます。縦書きでは逆に汚れにくいかもしれません。
右利きが知らないところで、左利きは苦労を重ねているようですね。こういった日常のちょっとした不便が、左利きの心身を知らぬ間に蝕んでいるのかもしれません。