元々は音声合成・デスクトップミュージックソフトウェアだった「初音ミク」ですが、現在では日本だけにとどまらず世界的な人気となっています。その人気から、少しでも二次元の初音ミクとの距離を縮めたいと思う人も多く、中国や日本では立体ディスプレイによる初音ミクの立体化が行われています。
ところが今回は、さらに距離を縮めてデートをするべくARメガネを使って立体化、加えてデートできる技術を開発する人が現れました。驚くべき技術をご覧ください。
この初音ミクとデートできる技術は、ARメガネを使って現実とリンクさせた仮想現実上に初音ミクを表示するという仕組みです。さらにキネクトを使って位置を認識させており、マーカーに合わせず好きな場所に初音ミクを表示。初音ミクが近づいてくるだけでなく、物理エンジンによって撫でたり身体を触ったりするとそれに合わせて反応するようになっています。
ここまで現実を仮想現実とリンクさせられるなんて驚きですね。初音ミクだけでなく、『電脳コイル』の電脳メガネのように、さまざまな分野や技術に応用できそうですね。