6月19日、足のないアメリカ人男性スペンサー・ウェストさんが、手だけでアフリカ最高峰、標高5895mのキリマンジャロに成功しました。スペンサーさんは子供のころに遺伝性疾患が原因で、骨盤から下部分の足を切断しました。
5歳のころに骨盤から下部分の足を切断スペンサーさん。医者から「社会的生活はできない」と言われましたが、そのことが間違えていることを証明するために今回のキリマンジャロ登頂に臨みました。
友人2人と1年以上の訓練を受けての挑戦でしたが、手だけを使って7日間で登頂に成功しました。頂上に到着するころには、手が痺れ、肩が痛かったといいます。
今回のプロジェクトは、東アフリカにキレイな水を供給するためのチャリティーも兼ねており、50万ドル(約4000万円)もの寄付金が集まりました。