アポロ・シアターとは、ニューヨークの名門クラブにして、ジェームス・ブラウン、 ダイアナ・ロス、ジャクソン5など多くのアーティストを輩出したクラブですが、ここで行なわれているアマチュアナイトで、兵庫県の中学校に通う若干14歳の日本人女性シンガー青野紗穂さんが優勝を果たしました。
青野紗穂さんは、兵庫県の学校に通う14歳、中学3年生。今大会で披露したのはホイットニー・ヒューストンの名曲「アイ・ハヴ・ナッシング」。
青野さんが今回出場したのは、アマチュアナイトのキッズ部門「Stars of Tomorrow」。参加資格は5歳~15歳までが対象で、全米に留まらず、世界中から才能あふれる子供たちが歌唱力を競い合う大会。
観客の拍手と歓声によって勝敗が決まる、アマチュアナイトで、他の出場者の2倍の得点を獲得し、青野は圧倒的大差で優勝を果たしました。
青野さんの圧倒的なパフォーマンスにイベントMCも「ものすごい実力だ!14歳とは思えない!」と驚愕のコメントを寄せました。
青野さんは「もしも、アポロのステージに立てて、賞をもらうことができたら、海外で認められるための第一歩になるんじゃないかと思い、自信を勝ち取るために出場したいと思いました。ステージでは最初は緊張していて歓声が聞こえませんでした。でも、途中から声援と喝采がだんだん大きくなって聞こえてきて、歌いながら全身に鳥肌がたちました!判定で、ステージに戻った時に最初の2人の出場者への拍手もすごくて、負けるかと思いましたが、自分の時も大きな歓声をもらい、振り向いたら最高スコアが目に入り、優勝を実感しました。一般の観客の方から、すごくよかったと次々に声をかけられ、実力を評価されたのを実感できました。すごく嬉しかったです。次もがんばりたいです」と語りました。
音程云々は置いておいて、この歳でこれだけ迫力と雰囲気のある歌が歌えるなんてスゴイですね。今後の成長と活躍が期待されます。