フランスの哲学者アランは、その著書『幸福論』の中で「幸福だから笑うわけではないのだ。むしろ、笑うから幸福なのだと言いたい」と述べましたが、アランと全く関係の無さそうなハワイ諸島のジャングルでアランの考えを体現してしまっている世界一幸せそうに笑っているクモが激写されました。その笑顔から、このクモは「ハッピーフェイススパイダー」と呼ばれています。
「ハッピーフェイススパイダー」と呼ばれるこのクモは、学名「Theridion grallator」といいます。
体長5mmほどの小さなクモで、人間にとっては無害なクモだとされています。また、生息する島によって固有の模様をもっており、一説では「捕食するエサの違いによって模様が変化しているのではないか」ともされています。
見ているだけで、自然と笑顔がこぼれてしまいますね。落ち込んでいるときなんかに見ると元気が出るかもしれません。