出勤して、わざわざ自動車をガレージに入れるのにウンザリしているそこのアタナに朗報です。
イタリアで、高さ1.5m、重さ350kgというこれまでにないコンパクトな世界最小の電気自動車「Volpe」が開発されました。「Volpe」なら、わざわざガレージに停車させずとも社内のデスクまで乗っていくことができます。
「Volpe」は、自動車ブランド「ブガッティ」と「ロータス」を所有していたイタリア人ロマーノ・アルティオリさんの発案によって完成したエレベーターにものれてしまう世界最小の電気自動車です。
満タンまで充電した状態での最長走行距離70km、最高時速は時速50kmほどの街乗り用1人乗り自動車です。また、非常に小さいため荷物を載せるスペースはありません。
小型のため自動車としての多くの機能は犠牲にしているものの、駐車スペースを探すことなく停車できることや、満タンにするための電気代がたった45セント(約36円)で済むことが売りとなっています。本体価格も5600ポンド(約73万円)と非常にリーズナブルになっています。
法律上は四輪自動車として扱われますが、モーターが小型であるためオートバイ免許で乗ることが可能とのこと。
「自動車は必要ないけど、バイクには乗りたくない」という人にはうってつけの「Volpe」。早くて2013年に、ヨーロッパ全域で発売されます。