以前ご紹介した、風景に同化したアート写真を撮影する新進気鋭の中国人アーティストLiu Bolinさんは、身体に背景とそっくりで精巧なペイントを施すことで、景色に溶け込んだ写真作品を制作しています。今回は、そんなLiuさんの写真アートがどのようにして作られているのかをとらえた動画をご紹介します。
あらかじめ風景に合わせた絵を描いておいた服を着て写真を撮影することで、風景と同化した写真作品を作っているようです。しかし、場所や光の加減などによって見え方が変わるため、ファインダーを除きながら顔や服に色を塗ったり、服のしわを伸ばしたりなどの作業を行っているようです。
風景との同化が完成してしまうと、”そこに人がいる”ということを事前に知っていても、なかなか発見することができないほど溶け込んでいます。
写真だけ見ていると、結構簡単に出来てしまいそうに思えますが、やはり実際にはかなり手の込んだ作業が行われているみたいですね。