村上龍さんとエフエム東京の延江さんが、3ヶ月経った今もまだ進展しない東北関東大震災による被災地の復興と示されないビジョンについて語っています。
村上さんは、政策の良し悪し以前に「明確なビジョン」が示されていないことが管政権の問題点だと指摘します。
「会議は何回開いてでもタダだけど、瓦礫を撤去するには具体的にお金がかかる」という言葉の通り、絵空事のような復興案を語っているだけでは問題は解決せず、3ヶ月が経った今でさえ”復旧”のめどもついていないのが現実です。
宮城県の瓦礫の撤去だけでも4000億円の費用が必要なのに、その費用をどこから捻出するかや費用を誰が負うかなどを具体案を出ていないことが日本の現状を示していると言っても過言ではありません。