これまでにも何度かご紹介した微速度撮影によるタイムラプス映像ですが、いつもは風景などが中心でした。そこで今回は、一風変わった放棄されて廃墟と化した精神病院のタイムラプス映像をご紹介します。廃墟ならではの雰囲気だけでなく、精神病院という特殊な場所が映像になんともいえない味わいを与えています。
この精神病院は、1920年に建設・オープンしましたが、数十年前に閉鎖されて以来、放棄されているといいます。その様子は、患者や従業員が出て行ってから全くそのままの状態で数十年が経過したものとなっています。
撮影には7ヶ月を要したといい、部屋の中にはアスベストが雪のように積もり撮影ができない場所もあったといいます。また、撮影された映像の中には幽霊らしきものが映り込んでいるものもあったようです。
病院内には、医療機器や犬の死骸など、なんともホラーテイストなものが散乱しており、独特な雰囲気を醸しだしています。美しさと不思議な印象を与える廃墟と化した病院のタイムラプス映像でした。