イングランドのマンチェスターで結婚式を挙げ、晴れて夫婦となったジョン・カニングさん、フランシス・カニングさん夫妻は、まさかエリザベス女王が自分たちの結婚式に来るとは思っていませんでした。しかし、式当日に女王がマンチェスターに滞在することを知り、ふとした思いつきで招待状を送りました。
するとなんと、女王が本当に現れました。
夫妻は予想外の女王の来訪に驚いたものの、女王が二人に祝いの言葉を述べると、新郎は落ち着いて頭を下げ、新婦もひざを曲げておじぎをしました。また、エリザベス女王の夫のフィリップ殿下もカニング夫妻の前途を祝福したといいます。
エリザベス女王は23日に公務でマンチェスターを訪れ、病院や放送局などを視察しました。また、エリザベス女王は、今年で即位60周年を迎えるといい、祝典などに参加するためイギリス各地を訪問しています。
冗談で送った招待状にも関わらず、あえて結婚式に訪れるあたり、エリザベス女王もかなりジョークが分かっているようですね。イギリス王室のユニークな一面がよく分かる、珍事件でした。