待ちに待ったアップルの新型iPadが発表され話題となっています。これまで「iPad3」だとされていた名称は「新型iPad」だということも分かり、「iPad2」に比べて分厚くなったものの性能は向上したようです。
情報によると、「新型iPad」は「iPad2」同様の9.7インチ画面で、新型A5Xチップで動く310万ピクセルのRetinaデゥスプレイ(2048×1536ピクセル、解像度264ppi)を搭載しており彩度は44%向上、5メガピクセルのiSightカメラによる1080pのHDビデオ撮影が可能とのこと。また、クアッドコアグラフィックスを搭載したA5Xチップにより、優れたレスポンスを提供できるとしています。さらに、LTEによる高速4G通信に対応し、色は白と黒の2色、高さ241.2mm×幅185.7mm×9.4 mm、重量662gとなっています。加えて、ボディサイズはiPad 2とほぼ同じですが、厚みがiPad 2の8.8mmから9.4mmへと若干増しました。重さもやや増加し、Wi-Fi版が652g(iPad 2:601g)、Wi-Fi+4G版が662g(iPad 2/Wi-Fi+3G版:613g)。バッテリ時間はこれまでと同様に最大10時間となります。価格はWiFiモデルの場合、16GBが4万2800円・32GBが5万800円・64GBが5万8800円からで、3月8日から予約が開始され3月16日から発売されます。
また、今回発表された「新型iPad」には明確な名称が存在していません。アップルの広報は名称について「単に『iPad』です。そういうことです」と答えており、ユーザーからは「何て呼べばいいんだ?」という疑問も上がっています。
発売されるのが3月16日ということなので、もしかすると発売日に名称を含めた発表が再びされる可能性もあります。