「雷に打たれたことで身体に奇妙な模様が浮かび上がった」そんな漫画のような事件が実際に発生しました。
ウィンストン・ケンプさんは、1ヶ月前に落雷を受けたそうなのですが、なんと左腕になんとも奇妙で美しい模様が浮かび上がってきたといいます。いったいどのような模様なのでしょうか。
こちらがその模様です。これは、「リヒテンベルク図形」と呼ばれるもので、放電がはったあとの絶縁物表面に粉をかけるか,写真感材表面に直接放電したあと現像するかによって得られる図形だといいます。放電現象が起こった際に、電気が枝分かれして伸びていきますが、それが「リヒテンベルク図形」です。
この模様「リヒテンベルク図形」が浮かび上がった理由は、落雷によって身体の表面を「リヒテンベルク図形」型に電気が流れたことで、その部分だけヤケドとなり、模様が浮かび上がってきたようです。
痛々しい反面、なんだかカッコイイタトゥーのようにも見える不思議なヤケドですね。中学生の諸君は、こんなヤケドを負いたいがために、雷に打たれようなんてことは考えないでくださいね。