以前、100万グループ達成しモバイルは400%増と急成長していることをお伝えしたアメリカ発のビジネス専門のSNS「LinkedIn(リンクトイン)」ですが、そのユーザー数が1億5000万人を突破したことが2012年2月9日の発表で明らかとなりました。また、2011年11月には2000万人のユーザーが新たに参加したということです。
同社は、第4四半期の売上高がアナリストの予想した1億6000万ドルを超える1億6770万ドル(約130億円)で、前年同期比で105%急増しました。また、6四半期連続で売上高が前年より倍増しています。さらに、純利益が690万ドル(1株あたり6セント)となりました。
リンクトインは、ソフトウェア開発および展開プロセスの再構築における新たな段階を完了したといい、これによって2012年の製品革新を加速させる基盤を整えたといいます。
さらに、採用担当者や雇用責任者が情報入手先にかかわらず、積極的に求職活動をしている応募者もそうでない候補者に対しても同様に管理や追跡を行い、こうした人材と連絡を取り続けることが可能になるという「Talent Pipeline」を発表しました。これは現在パイロット版だといいます。
くわえて、第4四半期には国際的プレゼンスを拡大し、新たに3カ所(東京、インドのバンガロール、ブラジルのサンパウロ)でオフィスを開設するとともに、5つの言語(日本語、スウェーデン語、インドネシア語、マレー語、韓国語)を追加したということでグローバルな展開を加速させています。
今後の見通しについて、リンクトインは2012年第1四半期の売上高を1億7000万~1億7500万ドルと予測しています。