近年オカルトファンを騒がせている予言といえば、マヤ文明の暦から2012年に人類が滅亡するという終末論「2012年人類滅亡説」です。ところが、2012年を前にしてこの事実を知ったアメリカし・シアトルに住む女性が錯乱状態に陥り、母親の顔をパン切り用のナイフで突き刺すという事件が発生しました。
「2012年人類滅亡説」が理不尽なのは分かりますが、錯乱した娘に刺される母親も理不尽だと思ったに違いありません。
この事件を引き起こしたのは、アメリカのシアトルに住むサベリタ・L・ホーキンス(Sabelita L. Hawkins)容疑者(43歳)。裁判記録などの情報によると、事件が発生したことを受けて警察がホーキンス容疑者の自宅に到着したときには、ホーキンス容疑者はマイケル・ジャクソンと一方的に会話しながら、青や紫の服を着た人々や正体不明のダレルという名前の人物についてなど、意味不明なことを大声でわめき散らしていました。そして、出血をした母親が発見され、母親は病院へと運ばれました。
ホーキンス容疑者は精神病障害を患っていたとのことです。目撃者の情報などによると、マヤの予言に関する歴史番組を見ていたところ、ホーキンス容疑者が突然「私たちはみんな死ぬの?」と語りだし、続けて「私は銃を手に取ります・・・・死ぬ準備はできています・・・・私は自分で死ぬの?・・・・私たちはみんな死ぬつもりです」と言ったといいます。
その後、ホーキンス容疑者が2歳の娘を絞め殺そうとしたため、母親がホーキンス容疑者を物理的に押さえ込もうとしました。しかし、ホーキンス容疑者は刃渡り20cmのパン切り用ナイフを持ち出し、母親の舌や頬を切りつけたといいます。また、ホーキンス容疑者が取り押さえられるまでの間に、母親は数回切りつけられました。
現在ホーキンス容疑者は、第1級の暴行で起訴され投獄されています。
人類が滅亡する2012年まで残すところ僅かとなりましたが、たとえ世界が滅亡するとしても、やけくそになって他人を攻撃するようなことをしてはいけませんよね。