バンドにおけるドラマーの位置とは、基本的にそれほど目立つポジションではありません。しかし、アメリカのミュージシャンであり作曲家、「プログレッシブ・メタルバンド」「ドリーム・シアター」の元ドラマーであるマイク・ポートノイは、普通じゃない荒ぶり方で他のバンドメンバーより目立ってしまいます。とりあえず激しく荒ぶるドラマーをご覧ください。
バンドの解説をしているときから、すでに荒ぶりすぎて司会を無視してドラムを叩き始めてしまいます。そして、曲が始まった途端、すでに最高潮に達しているポートノイは、バンドメンバーの誰よりも目立つ動きでドラムを叩きまくります。また、ギターのソロなどでは邪魔をしないようにしていますが、その動きは相変わらず激しすぎます。
しかし、これまで激しい動きをしているにも関わらず、なぜかリズムは安定しており、その技術の高さを見せつけています。
音楽も大切ですが、バンドのライブでは”ノリ”や”パフォーマンス”も重要な要素となってきます。そう考えれば、彼の音楽はパーフェクトと言えるのかもしれません。