17日に心筋梗塞によって死去した金正日総書記のニュースは、北朝鮮や日本のみならず世界中で大きく取り上げられました。そこで今回は、知っているようで意外と知らなかった金正日総書記に関する10のことをご紹介します。これらの内容が本当ならば、世界は惜しい人を亡くしてしまったと言わざるを得ません。
1.ステルス携帯電話を開発し、2010年のサッカーワールドカップの代表監督に指示を与えていた
北朝鮮代表を率いていたキム・ジョンフン監督は、試合のたびに金正日が開発した目に見えないステルス携帯電話で、直接アドバイスを受けていたそうです。
2.ハンバーガーを発明した
2004年にハンバーガーを発明したことを主張したようです。
3.息子の正男氏は、日本のディズニーランド訪問に失敗した
日本政府は正式発表していませんが、日本に偽造パスポートで入国しようとした人物が、正男氏だと言われています。男は「ディズニーランドに行きたかった」と弁明しました。
4.シベリア生まれ
北朝鮮側は、1942年2月16日に白頭山で誕生したと公表していますが、実際には1941年2月16日にソビエト連邦の極東地方の軍事教練キャンプで生まれたとされています。
5.好きな映画は『ランボー』『13日の金曜日』『ゴジラ』
事実上個人で、およそ2万巻のビデオテープを所有すると言われるほどの映画マニアとして知られており、上記以外にも『男はつらいよ』のファンだったそうです。また自ら東宝の特撮スタッフや韓国の映画監督申相玉とその妻の女優を招いて『プルガサリ』という怪獣映画をプロデュースしました。
6.50以上の面白いあだ名を持っています
「21世紀のスター」「輝けるリーダー」「最高司令官」「将軍様」など50以上の呼び名が存在します。
7.生まれて初めてのゴルフで11回のホールインワンを達成
18ホール中、11回のホールインワンを含む38アンダーの世界記録を樹立したという話が存在しますが、真偽は不明です。
8.20年かけて禁煙したのち、国内を禁煙にした
人民の健康を気遣ったのでしょうか。
9.超能力者
超能力が使えたようで、天候を操って日本に大型台風を発生させたり、地震を起こしたり、「縮地法」で瞬間移動ができたようです。
これらのほとんどは、もちろんプロパガンダとして広められたものなのでしょうが、それにしてもあまりにも凄すぎますね。これだけのカリスマ性を持った金正日総書記の後を継ぐとされている三男の正恩(ジョンウン)氏は、どのように国内をまとめあげていくのかが注目されます。