インドネシアで65人のパンクロックファンの若者が警察に丸刈りにされてイスラム教の則った川に叩き込まれる!!


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インドネシアの警察が、パンクロックがファンだというだけの若者65人を拘束し、頭を丸刈りにして坊主頭にした挙句、イスラム教に則った川に”精神的浄化”のために投げ込んだとして話題になっています。

ヨーロッパのイスラム聖職者が「興奮するから女性にキュウリやバナナを触らせてはいけない」と発言するなど、最近話題にのぼることの多いイスラム教絡みの事件がまたもや発生しました。

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今回の事件は、イスラム教徒の人口が1億7000万人を超え、世界最大のイスラーム教徒(ムスリム)人口を抱える国であるインドネシアで起こりました。

報道によると、バンダアチェで行われたコンサートにやってきた男性59人、女性6人の計65人のパンクロックファンの若者が逮捕されました。その逮捕理由は「イスラムの価値観を脅かすため」ということだというから驚きです。

若者たちは、強制的にボディーピアスやアクセサリーを外させられて、警察官たちにイスラム教の聖なる川で坊主頭にされました。その後、この川に身を清めるために入れられて、”邪悪な服”を脱がされたのちに、ハブラシを手渡されて精神的、霊的な指導をするための警察学校に送られて、10日間収監されました。

今回事件が発生したアチェ州は、インドネシアの中でも最も厳格なイスラム的道徳指導を行っている場所で、厳格なイスラム法が敷かれています。姦通罪では投石による死刑、同性愛者は逮捕され公の場で晒し者に、女性はスカーフが強制され、タイトなズボンさえ許されません。

パックロッカーたちは、これまでにも警察の圧力に数ヶ月間耐えてきました。しかし今回警察側は、パンクロッカーのコンサートを解散させ、65人を再教育のための逮捕に踏み切りました。逮捕者は、バンダアチェから30マイル(約48km)にある警察の拘置所の連行され、10日間の再教育後に両親に帰される予定です。

逮捕された1人のFauzanさん(20歳)は、悔しさを滲ませながら次のように語りました。

「なぜ?なぜ私の髪を?」「(自分の坊主頭を指差しながら)私たちは誰も傷つけていませんでした」「これは私たちが自分自身を表現するために選んだ方法です。それなのに、なぜ犯罪者のように扱われなければいけないのですか?」

これに対して警察署長のイスカンダル・ハサン氏は、自分たちに問題がないことを次のように主張しました。

「私たちは誰も拷問していない。人権を侵害していない。まともな道徳を取り戻させているだけだ」

アチェ州は2005年に、インドネシアの中央政府からの分離独立闘争の終了に合意する代わりに、和平協定の一環として半自治権が与えられています。

パンクロックが悪魔の所業のような考えは、もはや中世以前の文化認識としかいえませんが、半自治権を与えられているため、中央政府もアチェ州行政のやることを容認するしかないようです。今後もこのような国際社会の一般通念から逸脱した行為を続ければ、国際社会の非難から免れないかもしれません。

参照

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