道端によく落ちている犬の糞。マナーの悪い犬の飼い主たちが処理しないことで引き起こされる問題なのですが、台湾でも同様の問題で困っていたようです。しかし、新台北市当局がある秘策を打ち出したことで問題が解決しているそうなのですが、いったいどのような政策を行ったのでしょうか?
新台北市当局が打ち出した秘策とは、なんと犬の糞を持ってきた飼い主には、宝くじを進呈するというものでした。
このキャンペーンは2011年の8月初旬から実施されているそうで、これまでに1万4000袋が回収されるといいいます。この結果は、市の環境保護局の予想を大きく上回るものだったようです。
肝心の宝くじの当選金額は、1等で6万台湾ドル(約15万5000円)、2等で1万8000台湾ドル(約4万6000円)、3等で1万2000台湾ドル(約3万1000円)ということのようです。
また、これ以外にも犬の糞を取り締まっている市民からなるパトロール隊にも賞金が出ているそうです。このパトロール隊員は、路上に犬の糞を放置した飼い主を追跡して撮影するという任務をこなしてしているそうです。また、キャンペーンの一環として無料でゴミ袋が配布されました。
今回持ち込まれた犬の糞の中に、果たして人間のウンコがどれだけ紛れ込んでいるかは想像できませんが、間違いなく自分のウンコを持ち込んでいる人がいるでしょう。