「あいさつするたび友達増えるね」という格言があるように、挨拶はとても重要であり社会的規範を維持する上でも大きな役割を果たしています。そんなことを知ってか知らずか、手を上げて挨拶をした訪問者に対して礼儀正しく挨拶を返したコディアッグクマをとらえた映像が話題となっています。
マナーが良くフレンドリーで、友達になりたくなるような可愛いクマさんをご覧ください。
映像中では、観光客が「ハーイ」と声を掛けて手を上げて挨拶したのに対応し、クマの方も手を上げて挨拶を返しています。
この映像は、アメリカ・ワシントン州にある「オリンピック・ゲーム・ファーム」という野生動物保護区の動物農場で撮影されました。ここにいるクマは、以前ショービジネスなどで活躍していたようで、そのため人間の求めに応じて挨拶を交わしたようです。
この農場は、ウォルト・ディズニーとも関係が深く、ディズニーの製作した自然ドキュメンタリー映画などにも使用されたそうで、映画やテレビに出演した動物の引退後の住処として、80匹程度の動物を集めたのがその始まりだといいます。そのため、この農場に住むノースウエストに生息するコディアッククマ(アラスカグマ)は、ディズニー映画「ブラザー・ベア」のモデルともなったそうです。
ちなみに、このコディアックグマという種類は、熊の中でも最大級の大きさを誇り、大きいもので体長280cm、体重780kgにまで成長するそうです。