コモンポストでは、これまでにも柔らかいソフトロボットや群れを作るロボット「Kilobot」など、不思議なロボットをご紹介してきました。しかし、これほど雑な動きをするロボットは今まで見たことありません。
今回ご紹介する「Ketchupbot」というロボットは、その名の通りケチャップを自動でかけてくれるロボットなんですが、唯一できる「ケチャップをかける」という動作があまりに雑すぎて使いものにならないレベルとなっています。果たして、このロボットに存在意義はあるのでしょうか?
キャップが開いたケチャップを搭載して登場した「Ketchupbot」は、さっそく物々しいキャタピラーで所定の位置に着きケチャップを絞ります。しかし、その動作があまりにも雑なためにケチャップが垂れてしまいますが、そんなことはお構いなしに次のお皿へと移動します。次の皿でも案の定、豪快にケチャップをピュピュっと飛ばしひどい仕事ぶりを拾うします。最後には、面倒くさくなったのか絞りながら皿の前を走り、いっぺんにケチャップをかけるという横着な動作をします。
スイッチをONにすると自動でスイッチをOFFにするロボットも、その存在意義を疑われましたが、「Ketchupbot」は部屋を散らかすため”無駄”を通り越して”邪魔”としか言えません。また、BGMがその性能の低さを見事に表現しています。
存在意義は疑われますが、多くの人が楽しんでいるようなので、これはこれで良かったのかもしれませんね。