左の女性と右の女性、全くの別人に見えますが、実は同一人物です。しかも、数十年後に撮影したものではなく、たった5年後に撮影したものなのです。
ベトナム人女性のグエン・フォン(Nguyen Thi Phuong)さん(26歳)は、2008年に顔の腫れや肌のたるみが起こる症状が表れ、数日後にはおばあちゃんのような姿になってしまいました。
医者は、彼女に起こった顔の腫れや肌のたるみの症状の原因は、魚介類のアレルギーだろうと診断しています。
2008年に、アレルギー症状が出たグエンさんは、全身が痒くなる症状に見舞われました。
それを心配した夫のTuyenさん(33歳)は、病院に行くお金がなかったので地元の薬局で買ったいくつかの薬を与えました。
しかし、1ヶ月経っても症状は改善されずに蕁麻疹が出るなどしたため、伝統的な民間の薬を使い始めました。
すると、かゆみは治まりましたが、肌がたるむ症状が出始めたそうです。
医師は、この際用いられた伝統的な薬の副作用で肥満細胞症が引き起こされた可能性があるといいます。
グエンさんの症例については大学や病院で調査されましたが、薬の副作用や新しい症例などのさまざまな意見が出ています。
老化しているように見えますが、症状は皮膚だけに留まり歯や髪、視力、月経周期などは至って正常だといいます。
治療計画によると今後、レーザー治療などによってある程度は以前の容姿を取り戻せるとしています。
夫のTuyenさんは、妻のグエンさんを今でも愛していると語り、グエンさんもTuyenさんが以前と変わらず愛してくれており、それが生活や仕事をする上で支えとなっていると語りました。