今年もドイツ・ミュンヘンで飲んで食べての世界最大規模のお祭り「オクトーバーフェスト2011」が9月16日に開催されました。1810年以来、ミュンヘン市の西方のテレージエンヴィーゼで9月半ばから10月上旬に開催され、毎年600万人以上の人が押し寄せるこのお祭り、178回目を数える今回も、3週間の長丁場にも関わらず飲んで食べての大盛り上がりを見せています。
入場料は無料で、飲食物を買うときや遊具に乗る場合にその都度支払います。観覧車やお化け屋敷などのアトラクションもありますが、多くはビールや食べ物を出すお店が中心となっており、容量1リットルのビールジョッキでビールが振舞われたり、ソーセージ、ヘンドゥル(鶏肉の丸焼き)、シュペッツレ(チーズや小麦粉で作った麺)、ザワークラウトといったボリュームのある伝統食や、バイエルン名物の雄牛のしっぽなどを堪能することができます。
ちなみにこのお祭りでは、地元の醸造組合に作られた非常に多量のホップを用いた高アルコールの特別のビール(ヴィーゼンビィアー、緑地ビールの意)が振舞われます。