情報通信研究機構がワイヤレスジャパン2011において、シート状通信媒体を用いたワイヤレス給電のデモンストレーションを行なったようです。
このシステムはシート状の給電装置の上に端末を置けばどこからでも給電が可能で、電力の無駄を省くために、シート上にある端末を感知して電力を集中させて供給することができるようです。
またこの装置は大量の電力を一箇所に送るためではなく、少量で電気を広い範囲に送ることを目的とされており、今まで「点」で行われていた電力供給が「面」という新しい供給モデルになることで、人間の界面をネットワーク化することも考えられ「サーフェイスLAN」という今までにない通信形態と通信領域が提供されることが期待される。