コンサルティング会社ブランドファイナンスがブランド価値の調査を行ったところ、上位4つの企業がハイテク産業に関する企業という結果が発表されました。
1位は奇抜なアイデアでさまざまなサービスを展開するグーグル、2位は先日、最高経営責任者が交代したアップルとなりました。
3位には先日ウインドウズ8を発表したマイクロソフト、4位にはコンピュータ関連のサービスおよび製品を提供しているIBMがランクインしました。
上位4社はコンピュータ関連のハイテク企業が占めており、それに続いて小売店の最大手ウォルマート、電気機器製造のGE、通信会社のAT&T、コーラでおなじみコカ・コーラがランクインしました。
今回調査を行ったロンドンに本拠を置く同社は、商標および知的財産の価値を評価するために、財務指標及びキャッシュフローなどを調査しました。
そのことから、グーグル、アップルについては素晴らしいアイデアのサービスを生み出し続けていることが高く評価されたようです。また、マイクロソフトについてはウインドウズ8次第で巻き返しも可能だと言えます。IBMが4位の理由は山のように抱えている特許権が評価された結果のようです。
これまで土地や工場など目に見えるものが資産として価値を有してきましたが、これからは目に見えない知識が経済を動かす重要な要因となりそうです。