死ぬまでには行っておきたい美しい26の場所でも一度、ご紹介したクロアチアのリカ地方にあるプリトヴィツェ湖群国立公園は、滝で結ばれる階段状に並んだ16の湖が美しい景観を作り出しており、1979年にユネスコの世界遺産にも登録された有名な観光地です。
今回は、写真とともにプリトヴィツェ湖群国立公園をご紹介します。
プリトヴィツェ湖群は一般にディナル・アルプス山脈と呼ばれる山地に点在するカルスト地形の一つで、Lička Plješevica山(Gornja Plješevica山頂の標高1640m)、Mala Kapela山(Seliški vrh山頂の標高1280m)、Medveđak山(標高884m)の3つの山に囲まれたプリトヴィツェ台地にあり、湖群名もこの台地からきています。
16の湖は、山間から流れ出てくる水が標高636mから503mまで、およそ8kmにわたって南北方向に流れる中で形成されており上流の湖群と下流の湖群が存在します。湖群はおよそ2km²に渡って広がり、下流端にある湖からコラナ川(Korana)に流れ出しています。
また、この湖群の特徴である美しい景観は石灰石鉱床の土壌によって生み出されています。
その美しい景観から、旅行サイトランキングに寄せられた100件近くの口コミでも高評価を集めており高い人気がうかがえます。
一般的には上写真のように緑が生い茂る季節の風景が有名ですが、冬場の雪景色も美しく1年を通して楽しめる場所となっています。
まだまだ暑いですが正月休みの旅行先候補に、これから冬にかけて雪景色に変わるプリトヴィツェ湖群国立公園を加えてみてはいかがですか?