地球からおよそ4000光年の距離に地球の5倍の大きさのダイヤモンドでできた星が発見されました。やっぱり宇宙は広いですね。
オーストラリア、ドイツ、イタリア、アメリカなどの科学者から成る国際研究チームは、望遠鏡での観測によって天の川の中にある1つの銀河系に”ダイヤモンド惑星”を発見しました。
研究チームによると、惑星の軌道上から水素やヘリウムといった軽い元素ではなく、炭素と酸素から形成されている可能性が高いとしています。また、密度から結晶化していることが考えら星の大部分がダイヤモンド状態といいます。
太陽のような恒星が二つペアになっている連星が、寿命を終えて爆発したとき、一方が中性子星と呼ばれる重い星になり、他方が表面のほとんどの物質をはぎ取られ炭素と酸素だけの星になったと考えられます。直径20キロで太陽の1.4倍の重さがある中性子星のまわりを、ダイヤモンドの惑星が2時間10分の周期で公転しているようです。
星の直径は約6万kmと地球の5倍程度であり、重さは地球の300倍以上のようです。
ダイヤモンドの星なんて聞くと、手に入れればついお金持ちになれそうな気もしますが、この量が流通すればダイヤモンドモただの石ころになってしまいますね。
いやぁ、それにしても宇宙はロマンで溢れています。