現在では、あらゆる仕事がロボットによって行われており、それは消火活動も例外ではありません。しかし、消防士のように愛想笑いができるまでには、まだまだ研究が必要なようです。
今回は、アメリカ海軍が開発しているという不気味すぎる消防ロボットをご紹介します。
このロボット「オクタヴィア」は、アメリカ海軍研究所が軍艦などの船内で火災が発生した際に、火を消し止めるために開発されたものです。オクタヴィアには認知機能が備え付けられており、人間の声やジェスチャーを理解し消火活動にあたるという素晴らしいロボットです。そのため、人間と会話をしながらパートナーとして行動することができます。
さらにオクタヴィアは、2つの赤外線センサーによって火災を発見すると、水と圧縮空気から成る消化剤を火にかけて消火活動を行います。
これらの素晴らしい機能がありますが、特に注目されるのがその顔です。表情を作ることができるようにはなっていますが、不気味の谷(ロボットや他の非人間的対象に対する、人間の感情的反応に関するロボット工学上の概念)に入っているのか、その表情は不気味そのものです。
素晴らしい機能を多数備えながらも、人間社会で実際に利用されないのはこういったロボット特有の不気味さが原因なのかもしれません。ただ現時点では実験段階のため、もしかすると導入される際には美少女や頼もしいマッチョマンスタイルになっているかもしれませんね。
戦艦て。軍艦では?
ご指摘ありがとうございます。訂正しておきました。