最新の性的快楽に関する調査によると、ジムで運動する女性の多くが運動をしている間にオーガズム(性的絶頂)に達する経験をしていることが明らかとなりました。また調査によると、絶頂に達しやすいトレーニングと達しにくいトレーニングが存在することが判明しました。果たして、どういったトレーニングがイキやすいのでしょうか。
今回の研究はアメリカ・インディアナ大学のデビー・ハーベニック(Debby Herbenick)教授のチームが、トレーニング中に絶頂に達した経験のある女性を募集したところ、18歳~63歳の女性370人が5週間で集まり、調査に協力しました。
調査の結果、女性は以下のトレーニング中にオーガズムに達しました。(カッコ内は絶頂に達する割合)
1.腹部の運動/腹筋運動(51.4%)
2.重量挙げ(26.5%)
3.ヨガ(20%)
4.サイクリング(15.8%)
5.ランニング(13.2%)
6.ウォーキング/ハイキング(9.6%)
調査結果によると、かなり多くのトレーニングで女性は絶頂に達していることが分かりました。また、半数以上の女性がこれまでトレーニング中に、10回以上の絶頂に達しており、腹部を鍛えるトレーニングが絶頂に達しやすいことも明らかとなりました。
興味深いことに、トレーニング中に絶頂に達した女性は、性的なことを考えていたわけではないといいます。この事実は、絶頂が必ずしも性的な意味合いと結びついているわけではないことを示しています。
これらの結果から、絶頂を誘発する要因として、コア・マッスル(体幹)の活性化が考えられています。
運動中に絶頂に達するという事実は1953年に報告されていましたが、現在でもそのメカニズムやどの程度の運動で誘発するかなどの詳しいことは分かっていません。
ハーベニック教授は、「運動は、健康と幸福に対する大きなメリットだけでなく、性生活に関しても充実したものとする可能性があります」と語ります。運動中に絶頂に達して「おかしいのかな?」と悩んでいた人は、心配するようなことではないようですよ。
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