さまざまなものがコンパクトになっている時代ですが、来年ヨーロッパでは未来的でスタイリッシュなデザインの折りたたみ式の電気自動車が販売されます。小型電気自動車「Hiriko Citycar」は、マサチューセッツ工科大(MIT)が開発した折りたたみ式の電気自動車で、なんと狭い駐車場でも折りたたむことで省スペース駐車を実現できるといいます。
Hirikoは、2人乗りの自動車で都市向けに作られたものです。スペインのバスク地方で製造されており、予定では来年にはヨーロッパで販売が開始されるといいます。
この小さな電気自動車は、効率の良い市内通勤を実現するためにデザインされており、駐車場では折りたたんで駐車できることが最大のポイントとなっています。また、ドライバーがスムーズに駐車できるように、タイヤ自体が回転することで360度回転も自由自在に行うことができます。
小売価格は1万6210ドル(約124万円)ということで、最初に販売されるHirikoはカーシェアリングプログラムの一環として2013年までにヨーロッパの都市で販売が予定されています。公式情報では、未だにリリースされる都市は公表されていませんが、スペインのバルセロナとドイツのベルリンが興味があることを表明しています。
Hirikoは、マサチューセッツ工科大(MIT)の「スマート・シティ・プログラム」の一環として設計・開発が行われたものです。マサチューセッツ工科大(MIT)では現在でも研究チームが、このような革新的な交通プロジェクトを進めています。
これ、“空気いらないタイヤ”を使ってるのも良い感じ