ジョセフ・ハッシャーさんは、えんぴつ、おたま、本、コップ、ビリヤードのボール、バーナー、果てはネズミまでを駆使して作られたピタゴラスイッチな装置のページめくりを使って、読んでいる新聞のページめくりに挑戦します。予想外の複雑な仕掛けで新聞のページがめくられる様子をご覧ください。
コーヒーカップに繋がったヒモを引き金に装置はスタートし、額とボールを使った仕掛けを超えてガスバーナーの点火装置へ移動します。その後、本を使った装置を経由してコップの仕掛けへ。ドライヤーのスイッチが入ることでネズミが移動したことで、ボールが動きドライヤーが落ちた拍子にテープが転がり、見事新聞のページをめくることに成功しました。
「新聞のページをめくる」という終わり方は、かなりくだらないですが、ガスに火をつけてその蒸気でスポンジを湿られせて重くして動かす装置や、ネズミとドライヤーを使った装置は、これまでに見たことがない新しいアイデアのようにも思えます。またジョセフ・ハッシャーさんは、ニューヨーク・タイムズ紙でも仕掛けについてインタビューを受けているので、ピタゴラスイッチ界では有名な人物のようです。