マンキニを着た選手や仮装をした選手も登場した、世界泥沼シュノーケリング選手権で世界記録が更新されました。
今大会は第26回目のイベントです。110人の参加者たちは泥炭の湿地に作られた55メートルのコースを必死に泳ぎました。
今年はウェストヨークシャーから訪れたアンドリュー・ホームズ選手が、昨年の王者だったダン・モーガン選手が記録した1分30.66秒の記録を破り見事世界記録を樹立しました。また、上位3名の選手が去年の記録を破りました。
参加者は足ひれとシュノーケルを着用し、コースを泳ぎ切らなければなりません。ウェットスーツは必須ではありませんが、通常は誰もが着ています。しかし、写真の通り中には”正装”で挑戦する参加者もいました。
また、この競技では通常の水泳フォームのように顔を水につけて泳ぐと視界を奪われ泥水を飲む恐れがあるため、仰向けに泳ぐと言う独特のフォームが開発されています。
この大会はイギリスのウェールズのポウイスにあるLlanwrtyd Wellsという小さな町で毎年行われており、ボランティアのスタッフによって運営されています。
水中には魚や昆虫などがいて、それがまたこの競技の醍醐味となっているようです。さらに今年はシャワーが設置されるなど大会環境が良くなってきているといいます。
こういうバカなことに必死になれるのは海外のイベントの面白いところですね。